技術紹介

現在市場にある製品の多くが誘導回路を含んでおり抵抗負荷では、試験が満足に出来ないことがあります。
この誘導負荷装置を使用することで、誘導回路を疑似的に試験することが可能となり、今まで設定に時間が必要な誘導回路の試験を手早く行うことができる装置を当社、独自の技術により開発しました。
長年、抵抗器を作り続ける我社の技術力の賜物です。


弊社が取り扱った製品(発電機電圧調整用抵抗器)例

2014年の製作事例

弊社製品取扱店よりかなり古いとみられる発電機の抵抗器の修理依頼を頂き、対応いたしました。

昭和4年製初発電機の電圧調整用抵抗器

ロータリースイッチ

ロータリースイッチ

抵抗器はすべて分解さされており、ロータリスイッチの部品一部欠損等、修理は難しい状況で持ち込まれました。
当社で抵抗素子を1素子ごとに測定し、測定結果を記入しました。

界磁抵抗器(実測抵抗値表)

ロータリースイッチの接点数を追わせるため2列式に変更し再設計いたしました。

持ち込まれた抵抗器を解析し新たに設計製作

抵抗素子ボビンは耐熱型の”ジルコンコージライト”を選定し、抵抗線を設定いたしました。
またロータリースイッチを手作りで製作し、調整ができるようにバネ材を使用いたしました。

抵抗器(新設計で構成を変更)

ロータリースイッチ(同じ接点構成)

以上の工程(約2ヶ月)で新製品を作成し、2014年11月の納入に至りました。
尚、当初制御方式を半導体を使用した物に変更する方式も検討しておりましたが、原状回復というお客様のご希望に沿う形で対応させていただきました。